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EN 12934の内容は?

1.   EN 12934の適用範囲
2 有効範囲
3. 目的
4. この表示はどの範囲に適用されますか?
  4.1
4.2
4.3.1
4.3.2
新製品
水鳥および/または陸鳥の詰め物
素材の分類
ダウン率記載
5. 鳥の種類を記載することはできますか?またその場合どのように記載しますか?
  5.1
5.2
5.3
水鳥
陸鳥
陸鳥と水鳥の混合
6. DIN EN 12934はどのように表示されますか?

1. EN 12934の適用範囲
規格は詰め物構成要素(ダウン、フェザー、その他の素材)および鳥の種類(水鳥および陸鳥)の表示のための要件を定義します。
これは処理済のフェザーおよびダウンに適用されます。
この規格に準拠し表示されている詰め物は99.5%フェザーおよびダウン、そしてその他の要素により構成されるものでなければなりません。

2. 有効範囲
この規格は欧州標準化委員会(Comitee Européne de Normalisation - CEN)の指導の下、欧州18カ国の代表により作成されました。
参加国:ベルギー、デンマーク、ドイツ、フィンランド、フランス、ギリシア、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、オーストリア、ポルトガル、スウェーデン、スイス、スペイン、チェコ共和国、英国はこの規格の準拠を採用しています。

3. 目的
EN 12934は羽毛から構成される詰め物の表示を管理します。これは全てのEU加盟国およびEFTA(欧州自由貿易連合)加盟国により作成された初めての、そして唯一の表示規格です。

4. この表示はどの範囲に適用されますか?
詰め物の表示のための要件:

  1. 詰め物は新しい製品ですか?(その他の構成要素は5%以下でなければなりません、これは素材の分類のための決定的要因です。)
  2. 詰め物は水鳥(グースまたはダック)の羽毛のみが使用されていますか?(クラスⅠからクラス III)
  3. 詰め物にはダウンが何パーセント使用されていますか?(ダウン率‐ラベル表示)

4.1 新製品
詰め物は再利用されている素材が使用されていない場合、「新」と表示することができます。新製品からなる詰め物のみが「新」と表示されます。詰め物に使用されている再利用製品は「その他の構成要素」(未熟ダウン、未熟フェザー、再処理されたフェザーやダウン、残留物)の含有率が高いものと認識されることがあります。
EN 12934では新製品においてその他の構成要素が5%以下のクラスⅠおよびクラスIVの詰め物を「新」と分類します。

4.2 水鳥および/または陸鳥詰め物
詰め物はその他の構成要素の含有率に従い分類(定義)されます。

水鳥および/または陸鳥詰め物
 
その他の構成要素の
含有量(%)
分類
要素および構成内容
水鳥(グースとダック)の詰め物 5まで 「クラス Ⅰ」および/または「新」 ダウン…%羽…%
5以上15まで 「クラス Ⅱ」 ダウン…%羽…%
15以上 クラス III」 ダウン…%羽…%その他の構成要素…%
陸鳥または陸鳥および水鳥混合の羽毛から構成される詰め物 5まで 「クラス IV」および/または「新」 ダウン…%羽…%
5以上15まで 「クラス Ⅴ」 ダウン…%羽…%
15以上 「クラス VI」 ダウン…%羽…%その他の構成要素…%
    「クラス VII」 (構成内容不明)

4.3.1 素材の分類
詰め物の素材はその他の構成要素に対しての含有量に従い分類されます。例えばその他の構成要素(折れ、未熟その他)の割合が5 %を超えていない場合、その素材はクラスⅠに分類されます。この場合、同様に「新」という表示が許可されています。
クラスⅡにはその他の構成要素が5%から15%を占める詰め物が分類されます。その他の構成要素の割合が高いという理由でこれらの詰め物には再利用素材が多く含まれていると判断されます。「新」という表現はクラス II およびクラス III の製品には許可されていません。
クラス III に属する詰め物はその他の構成要素が15%を超え、それゆえ再利用素材の割合が高いと判断されます。この場合、その他の構成要素の割合は10%単位でラベルに表示されなければなりません。

4.3.2 ダウン率記載
詰め物のダウンおよびフェザーの含有率はラベルに必ず表示されなければなりません。これは率が高いものから10%単位で行われます。例外はフェザー85%、ダウン15%の詰め物です。(過去に「ハーフダウン」と称されていたもの)

5. 鳥の種類を記載することはできますか?またその場合どのように記載しますか?
5.1 水鳥

クラスⅠの詰め物に一種またはそれ以上の水鳥の羽毛のみが使用されている場合、鳥の種類として「水鳥」と表示されることができます。以下の表に従い水鳥の種類の名称を表示することもできます。

水鳥の種類‐含有率(%)に従ったラベル上での適切な表示
含有量(%)
表示
100
0

90.0
9.9
グース
ダック
グースのみ
89.9
10.0

70.0
29.9
グース
ダック
グース
69.9
30.0

50.0
49.9
グース
ダック
グース / ダック
69.9
30.0

50.0
49.9
ダック
グース
ダック / グース
89.9
10.0

70.0
29.9
ダック
グース
ダック
100
0

90.0
9.9
ダック
グース
ダックのみ
これはクラスⅡにも適用されます。

5.2 陸鳥
詰め物に一種またはそれ以上の陸鳥の羽毛が使用されている場合、鳥の種類として「陸鳥」と表示されることができます。

5.3 陸鳥と水鳥の混合
陸鳥と水鳥の羽毛が混合されている場合、ラベルには以下のとおり「陸鳥」および/または「水鳥」と表示されなければなりません。

陸鳥と水鳥の混合
含有率(%) 表示
多い順から鳥の種類を10%単位で表示します。
100
0

90.0
9.9
陸鳥
水鳥
陸鳥
89.9
10.0

50.0
49.9
陸鳥
水鳥
陸鳥 / 水鳥
89.9
10.0

50.0
49.9
水鳥
陸鳥
水鳥 / 陸鳥
100
0

90.0
9.9
水鳥
陸鳥
水鳥
5.2および5.3で言及されている表示はクラスIVおよびⅤに適用されます。

6. DIN EN 12934はどのように表示されますか?
ラベル上での詰め物表示作成のための推奨例

ラベル上での詰め物表示作成のための推奨例
原産地 新しい 鳥の種類 クラス 重量 %構成要素の割合*
ハンガリー産 水鳥のダウンおよびフェザー クラスⅠ ダウン60%フェザー40%
もしくは:
ハンガリー産 グースダウンおよびフェザー クラスⅠ ダウン60%フェザー40%
* 記載必須事項!

この詰め物には新しい羽毛のみが使用され、その含有量は以下のとおりです。

  • 60% グースダウン
  • 40% グースフェザー

 

 

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